相戸岳登山
11月19日
この日はMTBと登山趣味の弟に付いて登山に行ってきました。
登山経験はヒルクライムを除けば金華山をたまに登る程度ですが、標高もそれほど高く無いという事でオススメの相戸岳へ。
コンビニで買い出しをして7時頃には麓に到着。
道中の温度計で1℃
凍える寒さにネックウォーマーと冬用グローブを装着して完全防寒。
民家と畑を通り抜けて登山口を目指します。
畑にぶら下げられたきらめく物体。
カラス除けでしょうか。
ミラーボールでした。
曲がる道の片隅から森に続く小道が登山口。
いきなり地割れが道のど真ん中に走っています。
特に道として造成されているという訳でもなく、
丸太の橋などを渡って進んでいきます。
金華山のように整備された山しか登った事がなかったのでなかなか新鮮で楽しいです。
しばらく進むと小川が流れ始めます。
序盤の地割れのような所は涸沢だったようです。
ここまで10分程度でしたがすでに息が上がりはじめ、早くもネックウォーマーとグローブは不要に。
この辺りから道がおかしくなってきます。
案内はあるものの、どこが道かわからない。
斜面の若干平らになっている部分を進むらしいですが
振り返ってもどこを通って来たのかわかりません。
前日の雨と、落ち葉も相まって非常に滑りやすく余計な力をかけて歩いているのを感じます。
そんな調子で進んでいき、標高が上がってくると岩がゴロゴロと。
この辺りもなんとなく道らしい所を進んでいき、
久しぶりの道案内にホッとするもどれが道なのかよくわかりません。
この相戸岳は山県市の三名山にも選ばれる人気の山らしいのですが、登山趣味の人達はこんな感じの道を日々攻略しているんですね。
自転車でのヒルクライムだと舗装路をひたすら登るのでこれもまた新鮮でした。
登山後半はいよいよ岩肌を登るようになり、手も使わなければ進めない箇所も多数あり体力を削られます。
この険しさは想定外でした。
脚もそろそろパンパンに
あっ…
なんとか登頂。
頂上には日の丸が掲げられています。
そしてはじかみ林道入り口の看板で一部のサイクリストにもお馴染み、山県市の名山めぐりイメージキャラクター 山県さくらちゃんがここにも。
山県さくらちゃんとは、山県市の登山客誘致PR活動の為に誕生したイメージキャラクター。
山県市の自然の魅力を多くの人に知ってもらう為、父と同じ自然観察指導員を目指す女の子。
神崎地区在住、身長160cmのO型。
誕生日は4月14日である。
山頂からの景色は素晴らしく
北は山々が連なり南は都市部まで一望できます。
自転車だとなかなか山頂までは行け無いので360°の絶景はなかなか壮観です。
一息ついたら山頂でのお楽しみ。
携帯コンロでカップ麺をいただきます。
お湯が沸くまで双眼鏡を借りて景色を楽しんでいると、
ものの数分で天気が激変。
晴天が曇天に、さらに雪までチラついてきました。
風も吹いて来たので急いで準備。
ウインナーも投入。
シチュエーション補正もあったかと思いますがめちゃくちゃ美味しかったです。
風も吹き出しました。
のんびりしている暇も無く、ズバズバ食べきりすぐに出発。
帰りは東ルートからぐるりと回るコース。
帰り道もこんな感じでかろうじて見える道標を頼りに進みます。
東ルートは落ち葉がより凄かったです。
慎重に下っていき無事車まで帰還。
帰りは板取温泉に浸かり。
美濃まで戻って大学ラーメンへ
ネギめしを食べて解散。
予想以上にハードなコースで道中は息絶え絶えでしたが、頂上での景色とラーメンの達成感は最高でした。
弟曰く、
「相戸岳は山県市三名山の中でも最弱」
らしいので自転車と並行して他の山もアタックしたいと思います。