定光寺➡︎深沢峡ライド
5月16日
夜勤明けでガッツリヒルクライムする気分にもならず、なんとなく家を出る。
犬山からのコースで真っ先に浮かんだのが土岐川を走るコース。
高蔵寺の団地を抜け、
定光寺方面へ
このあたりは狭い谷あいに川、道路、用水路、鉄道、それに溶け込む様に建物が並ぶ一本道の町
用水路には金網の柵が延々と続き、閉鎖的な雰囲気を醸し出しています
懐かしい気分になる看板
鉄道の下をくぐる東海自然遊歩道がなんだか不気味です。
それを過ぎるとすぐに姿を現わす千歳楼。
千歳楼は玉野川渓谷にそびえる巨大廃旅館
渓谷沿いにへばりつく秘境駅JR定光寺駅の目の前に位置し、景勝地として観光に利用されていたが徐々に観光需要が下火になっていった。
その後も地元民の婚礼等に利用され経営を続けるも2003年に経営者が失踪。そのまま廃業となる。
廃業後は廃墟と化し、例によって心霊スポットと呼ばれ不良の溜まり場に。
荒らされ放題の末に放火され、今も解体されないまま痛々しい姿を残している。
数年前には建物内部で白骨遺体が発見された。
窓はほぼ割れ、中は吹きさらし状態。
火災の高熱によって非常階段の鉄柵はグニャグニャに
千歳楼横の橋から見るとなかなかの規模である事がわかります。
橋を渡ると信号があり、交差する道を左に進むと多治見、右は瀬戸市へと続き
信号を直進するといきなり坂が始まります。
”坂のスタート感”がいいですね。
坂を登り始めてカーブを曲がるとすぐに勾配が跳ね上がり、標識で15%!
路面には激坂の証、丸いアレ!
曲がりくねった激坂を超えるとすぐに定光寺に到着。
入り口向かいにあるのが定光寺公園。
第三駐車場バス停のすぐ上にあるのが
ダンジョンで近づくと自動でビーム攻撃してくる感じの奴
怖くて正面に立てない
続いて第二駐車場へ行くと大量の
ヘルメットを被った兵士の骸骨の上に乗った青年
母
地球
岩を転がす兄弟
などなど
コンクリート像でしょうか
謎スポットです。
千歳楼に定光寺公園、土岐川沿いには愛岐トンネル群、有名廃墟の古虎渓ハウスと、このエリアはなかなかアツいです。
自販機でコーヒーブレイクしてから激坂を下ってとりあえず多治見方面へ
車通りはそこそこですが 道は綺麗で川を眺めながら走れるので好きな道です。
古虎渓駅を超え
多治見に到着し、国道248号へ合流。
青看板を見るとそのまま美濃加茂へ続く道らしいので、八百津方面へ進んで丸山ダムの様子を見に行く事に。
危険な国道から県道83号に移り
ひたすらひたすら北上。
やおつトンネルを超えると八百津町に到着。
いつもはそのまま傘置山へ登りに行くのですが、今日は381号線で深沢峡方面へ
木曽川を超えるとほんとの二股トンネルがあります。
いい感じの道を進み
丸山ダム到着
新丸山ダムの工事が着々と進んでおり
トラックがひっきりなしに行きかっています
帰りの道がめんどくさくなってきましたが帰ります。
木曽川沿いを行きましょう。
八百津からすぐの兼山地区
ここは森蘭丸の出生地です。
”鬼武蔵” こと森長可を兄に持つ。
頭脳明晰で気が利き、事務官僚として重用されたという美少年(諸説あり)
本能寺の変では信長を守って最後まで戦い、二人の弟 坊丸、力丸と共に討ち取られる。
享年18歳
兼山には森一族を弔う可成寺があり、
本堂の裏に回ると蘭丸の墓もあります。
山と川に挟まれた小さな集落ですが、入り口には蘭丸出生地をアピールする門と蘭丸の像が立てられています。
可児市を抜けて犬山へ
リトルワールド、犬山城を通過し再び木曽川堤防を走って帰りました。
走行記録
走行距離:134.3km
平均速度:23.4km/h
最高速度: 58.7km/h