鳥越峠へ
9月14日、快晴だったので琵琶湖を望む鳥越峠へ行ってみる事に。
トンネルの連続となる国道303号線を避け、揖斐峡を進んでいきますが
しかしすぐに通行止め。
仕方無く303号線へ。
長ーいトンネルを抜け
再び県道に戻ったりしながら進み
藤橋の道の駅で休憩
徳山ダム方面から外れ、奥いび湖大橋を渡り滋賀方面へ
ロックシェッドの連続でした。
快走路です。
のどかな風景を楽しんでいると見落としそうなカーブにしれっと入り口がありました。
道路情報では通行止め
落石のおそれ との事。
おそれという事は…?
無駄足覚悟で行ける所まで行って来ます。
熊鈴装備
最近は鈴や人を恐れない新世代熊が増えているそうで、死亡事故がニュースになってましたね。
無いよりはマシ程度の装備です
遭遇した時の事を考えると近接して熊スプレーが確実なんでしょうか
幸いまだ熊とは遭遇した事はありませんが
鳥越峠へは渓流と並走する道
スタートしてすぐに発電施設の溜め池がありました。
かなりの年代モノ
組積造のアーチが渋い。
溜め池からはレンガ造りの水道橋が山に向かって刺さっていました。
この水を山の向こうの発電施設に向かって送っているのでしょうか
斜度はそれほど無く、道もなかなか綺麗でした。
山に囲われていた視界が後半は開けてきて、二ノ瀬峠のようにこれから走る先の道を確認する事ができます
稜線の窪みにガードレールが吸い込まれています。
ぐるりと回り込んだあそこがゴールのようです。
結局何事も無く通過できそうだと思っていたら
落石どころか土砂崩れに遭遇。
樹が根ごと丸々一本横たわっていました
しかしゴールまであとわずか
ここまで来たら何としても琵琶湖を観て帰りたいところ。
土砂は固まっておらず踏み込むと若干沈みますが、以前に数人が乗り越えた跡もあり、慎重に進んで無事クリア
幸い土砂崩れはこの一ヶ所のみで、すぐに越えることができました。
谷側では走ってきた道を見下ろす事ができます。
肉眼だとうねった林道がはっきり観えます。
土砂崩れポイントから100m程で峠に到着
琵琶湖も観えました。
少し霞んでいて観える範囲も狭いですが、海の無い岐阜県民にとってこういった景色は新鮮です。
様子見ライドでこのまま岐阜県側に引き返す予定でしたが、もう少し琵琶湖が大きく観えるポイントは無いかと滋賀県側の下りに突入。
土砂崩れは無いものの、岐阜県側より砂利や湧き水の流入が多く走りにくい路面でした。
結局峠以降はっきり琵琶湖を見渡せるポイントは確認できないまま林道の終点へ。
下り終えてすぐに自販機があったので糖分補給。
帰りは道なりに進んで国道365号線と合流。
そのまま進めば関ヶ原です。
県境まではダンプがガンガン走る上り坂をヒヤヒヤしながら登りきり、岐阜県に入ると溜め込んだ位置エネルギーを解放して一気に駆け下ります。
また走りに行きたくなるコースでした。
走行記録
走行距離 : 146km
平均速度 : 22.4km/h
最高速度 : 51.6km/h