廃鉱山の天然クーラー
仕事が繁忙期に入り自転車に乗れない日々が続くなか、7月はツールドフランスが開幕
我が家では毎年7月だけスカパー契約して観戦しています。
居間に布団を敷いて、ゴール後は表彰式を観ながら眠りに就くスタイル。
アクシデントの連続で有力選手が次々と消える混沌としたポイント賞争い
最後まで大接戦の総合勢
20ステージTTでは表彰台を守る為に汗や涎を垂れ流しながら必死で走り抜いたバルデに感動し
サンウェブの活躍に胸踊り
スカイの優秀なアシスト達の活躍の数々に痺れ
今年も語り出したらきりが無い大会でした。
ツールで高まった熱が冷めないうちに久々の実走へ
しかし連日の猛暑
ヒルクライムは避けたいところ
避暑ライドに円原へ向かいます。
鏡島大橋を渡り、岐阜大学方面へ
県道91号を走り伊自良湖を目指す道
しかし暑い
給水を小まめに入れます
ファンタキウィ 110円で美味しかったです。
山形市に入ると気温がグッと下がるのを感じます。
平井坂を通り、谷合へ
県道200号へ切り替わる信号の前で自販機休憩
ここはお菓子も売ってます
以前スニッカーズを買ったらジュースと同じようによく冷えていて美味しそうだとかじりついたらチョコもキャラメルもカッチカチで歯が砕けるかと思いました。
今回新たに果汁グミが仲間入りしており迷わず購入
こちらは冷えているとより美味しいですね。
県道200号に入ると通り雨が降ったのか路面が濡れて湿度もかなり高くなっていました。
魚道を見つけたので撮影ついでにアレを試すことに。
なるほど
丸い枠が出来るのが気になりますがLINEのプロフィールなどの丸い枠にはうまくハマりそうです
県道を直進し、北山交流センターを超えたあたりで看板に従い円原へ
雨と湿気と日差しで幻想的な景色が広がっでいました。
霞んでいない時はこんな感じでまた美しいです。
円原は冷たく澄んだ水から天然クーラーの里と呼ばれていますが
今日の目標はこの反対側にある真の天然クーラーです。
宝谷鉱山跡
鉱物積み込み場の遺構が沿道に残っている為わかりやすいです。
無謀なアタックが繰り返された為か、立派な観光用空中通路まで作られていますが、この季節はこの有様
まさか藪漕ぎする事になるとは
積み込み場の屋根の上
ここに鉱物が流され、トラックへと積みこまれていたようです。
山から遺構が顔を覗かせます
通路を抜けると開けた場所に出ました。
すると足元に強烈な冷気が
上半身と下半身で温度差が10℃以上はあります。
冷気の元を辿って行くと
ありました
坑道の入り口跡
今は完全に封鎖されてるいますがパイプが通され坑内の冷気を放出し続けています。
風量も中々のもの。
完全にクーラーです。
しばしこの前でクールダウン
ボトルを持ってきてパイプに突っ込めばすぐにキンキンに冷えると思われますが下に忘れて来てしまいました。
この上にも何やら有りそうな雰囲気でしたがクリートカバー付きのシューズ着用だったので断念して帰路につきました。
夏以外なら雑草も落ちついていますが夏で無ければ天然クーラーの恩恵に預かれない悩ましいスポットです。
帰りも暑さと湿気となまった脚でなかなか気持ち良く走れず
夏はやはり早朝ライドですね。
走行記録
走行距離 : 84km
平均速度 : 24.5km/h
最高速度 : 43.8km/h