激ふじあざみライン坂

 

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我が家の遠征はいつも唐突に始まる。

たとえ片道5時間のロングドライブであっても。

 

6月2日金曜日

21:30

外食中、なんとなく富士山へ行く事になる。

 

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22:00

帰宅して車に自転車、着替え等の荷物を積み込み、準備を整える。

 

23:00

出発

 

目的地はふじあざみライン

 平均勾配10%、最大勾配20%が延々続く激坂である。

 

なぜスバルラインではなく地獄のデスロードを選んだかと行うとTOJや小野田くんを追体験したいと言う嫁達っての希望であり、決して無理やり付き合わせた訳ではありません。

 

とはいえ距離は11.8km。

去年の嫁は乗鞍スカイライン・エコーライン両方を登りきったので、激坂区間で足付きはあろうとも2時間もあれば終わるだろうと思っていました。

 

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各務原ICから高速に乗り、夜のサービスエリアを満喫しつつ新東名を登り御殿場へ。

 

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3:45

道の駅すばしりに到着。

空が青暗くなってきた頃で、富士山がはっきり確認できました。

 

ひとまず仮眠。

自転車二台をバラさず載せているため座席を倒せず寝苦しく、ほとんど寝られず。

 

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コンビニで朝食を摂り、

8:10

ヒルクライムスタート

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まずは豪快なストレート。

勾配も10%程ありますが、道の先に常に富士山が見え、自然と視線が上向きます。

雲一つない富士山日和でした。

 

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しばらくストレートが続くと今度は連続カーブ。

 

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カーブのインアウトで勾配が次々変化しますが、嫁もまだまだ元気。

ここまでは

 

 

馬返し区間に突入

 

馬返しは急勾配で道が険しく、牛馬での通行が困難となり折り返す地点を指す地名。

要するに激坂である。

 

その名に偽り無し。

 

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緩まない激坂にここまで粘っていた嫁もついに足を着く。

 

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しかしこれも予想通り。

休憩しながらでも激坂を越えていく。

 

 

ところがこの激坂、一向に途切れません。

 

延々20%級の勾配が続き、勾配が緩んだかと思えば数メートルでまた激坂。

下ってくる車はブレーキのかけすぎか、異臭を放っているものも…

 

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乗鞍と違い、自家用車やバイクがガンガン通過していく為、蛇行もできず

 

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一部危険な路面あり

 

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グランドキャニオンあり

 

 

何度も押し歩きを繰り返し

  

 

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11:45

3時間半かけてついに五合目須走口に到着。

 

 

富士山はこの時間には雲がかかってしまつていました。

登山口では特にする事もないので休憩してすぐに下山。

 

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ダウンヒルも過酷な激坂。

 

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指が痺れます。

 

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麓が近づいてくると勾配も落ち着き、大きなカーブの連続を楽しめました。

 

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道の駅到着

うなぎパイ購入

 

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疲れの溜まった帰りは自転車の前後輪を外し、一台は後部座席に立てかけてシートベルトで固定、もう一台は廃チューブで座席裏に吊します。

 

これでリクライニングできるようになったので帰りは助手席を倒して仮眠交代しながら岐阜へと帰りました。

 

 

あざみライン、予想を越えて過酷なコースでした。

しかし登りごたえは抜群

次はまず、スバルラインで気持ちよく富士山を登り、あざみラインも嫁といつかまた…