谷汲山の紅葉は
いよいよ寒くなってきました。
朝昼の気温差が大きく、ウェアの選択が難しい季節です。
去る10月23日に可児市で ”山城に行こう” というイベントが行われ、そのトークイベントに嫁と参加してきました。
その中で紹介されたアプリ
”発見!ニッポン城めぐり”
日本全国に残る3000の城、城跡をGPSを利用して巡るスタンプラリーアプリです。
名古屋城や岐阜城はもちろんかつて城があった跡地も網羅されており、主な城主から廃城年までデータも充実。
美濃、尾張エリアはやはり密集。
近所の何気ない場所が城跡だったりして地図を眺めているだけでも楽しいです。
風も穏やかになったこの日は城めぐりしつつのんびり谷汲山へ。
晴天で空気も澄んでいたのでまずは金華山へ
展望台からの景色。
霞みも無く遠くまで見渡せました。
ついでに金華山をチェック。
次は黒野城跡を目指します。
本巣方面へ行くと富有柿が収穫時期を迎え、無人販売所が活気付いていました。
地図を頼りに黒野城跡に到着
水堀が丸々現存しており、旗印までありました。
付近の住民や城跡目当てで無ければまず辿り着かないであろう住宅街のど真ん中にこんな立派な史跡があることに驚きです。
黒野からモレラを超えて国道157号線から県道40号線へ
住友大阪セメント工場
ここも水堀のように用水路が引かれていて要塞のようです。
40号線の景色
自販機でのコーヒー休憩もホットになりました。
信号も少なく綺麗な道です。
華厳寺に到着。
ビンディングシューズなので本堂はパス。
笑顔が素敵な石仏。
森の中に社が散在する伊勢神宮等とは違い、住宅街のようにいくつもの小さな社が軒を連ねています。
正面から。
ところどころ葉先が色づく初めているところもあり、いよいよこれから観光シーズンといった雰囲気です。
帰りは参道から直進して303号線へ。
北方城などをチェックして帰路に着きました。
走行記録
走行距離 : 76.1km
平均速度 : 22.0km/h
最高速度 : 43.5km/h
豊穣
実りの秋。
近所の稲田も綺麗に色付いてきました。
収穫が始まってしまう前に美しい田園風景を観ようと坂折棚田へ行ってきました。
坂折棚田は岐阜県恵那市にある戦国時代末期から江戸時代にかけて自然石を積み上げて作られた築400年の棚田。
日本の棚田百選にも選ばれている。
まずは犬山から善師野へ抜けるルートから可児へ
41号線付近の可児川はなかなかの景観です。
可児から金山地区を抜けて八百津入り。
418号線丸山バイパスを走り、まずは潮南を目指す登りです。
新旅足橋。
橋脚が木に隠れてますが、とてつもない高さによくこんな物を作ったなと感心させられます。
ストレートで見通しの良い登りに毎度気が滅入るコース。
道は綺麗で車の通行も少ないのでストレスはありません。
潮南の丁字路に到着
突き当たりを右に進むと旧418号線
左へ進むとさらに登りが続き、ピークを超えると一旦下り、また一山。
平日の昼間でしたがこの区間だけで四人のロード乗りとすれ違いました。
二つ目の山を下ると恵那に突入。
恵那に入るとすぐに坂折棚田に到着します。
坂折棚田へ続く道は旧418号線と同じ黒瀬街道でした。
こんな所に続いているんですね。
黒瀬街道は苗木藩 (現中津川市) の藩庁、苗木城 と 黒瀬湊 (現八百津町) を結んでいた主要な幹線道路。
黒瀬湊は当時 木曽川最上流部の川港であったため、近隣の村で生産した年貢米や物資は黒瀬街道を経て黒瀬湊へ運ばれ、船で木曽川を下り尾張、江戸へと運れていた。
坂折は急坂と屈曲した道の続く黒瀬街道屈指の難所。
歴史ある街道ですね。
交通手段の乏かった時代には生活を繋ぐとても重要な道だったようです。
さて肝心の棚田はと言うと
なんとすでに刈り終わっていました。
平野部より標高が高く涼しいため、収穫時期も早いようです。
綺麗サッパリ
それでも傾面を覆い尽くす広大な棚田は見応えあります。
黒瀬街道の案内
畦道として昔の姿のまま(?)残っているようです。
金色に輝く棚田を観たかった…
がっかりしながら帰ろうとすると無人販売を発見。
珍しいのでついつい購入。
職質されたら厄介な事になりそうな包装
お土産ができて少し気分も上向き、帰路へ。
恵那から八百津へ抜ける坂はなかなかきついですね。
行きとほぼ同じルートで無事帰宅。
猫にお楽しみのマタタビを与えてみる。
猫にマタタビを与えると酔っ払ったかのような反応をするらしくワクワクしながら近づけると
匂いをかいで、
ちょんちょん触って、
終わり。
以降全く興味を示さず。
はたして本当にマタタビだったのか…
色々とモヤモヤしたライドとなりました。
次の狙いは紅葉
次こそは時期を逃さず良い画を撮りに行きたいです。
鳥越峠へ
9月14日、快晴だったので琵琶湖を望む鳥越峠へ行ってみる事に。
トンネルの連続となる国道303号線を避け、揖斐峡を進んでいきますが
しかしすぐに通行止め。
仕方無く303号線へ。
長ーいトンネルを抜け
再び県道に戻ったりしながら進み
藤橋の道の駅で休憩
徳山ダム方面から外れ、奥いび湖大橋を渡り滋賀方面へ
ロックシェッドの連続でした。
快走路です。
のどかな風景を楽しんでいると見落としそうなカーブにしれっと入り口がありました。
道路情報では通行止め
落石のおそれ との事。
おそれという事は…?
無駄足覚悟で行ける所まで行って来ます。
熊鈴装備
最近は鈴や人を恐れない新世代熊が増えているそうで、死亡事故がニュースになってましたね。
無いよりはマシ程度の装備です
遭遇した時の事を考えると近接して熊スプレーが確実なんでしょうか
幸いまだ熊とは遭遇した事はありませんが
鳥越峠へは渓流と並走する道
スタートしてすぐに発電施設の溜め池がありました。
かなりの年代モノ
組積造のアーチが渋い。
溜め池からはレンガ造りの水道橋が山に向かって刺さっていました。
この水を山の向こうの発電施設に向かって送っているのでしょうか
斜度はそれほど無く、道もなかなか綺麗でした。
山に囲われていた視界が後半は開けてきて、二ノ瀬峠のようにこれから走る先の道を確認する事ができます
稜線の窪みにガードレールが吸い込まれています。
ぐるりと回り込んだあそこがゴールのようです。
結局何事も無く通過できそうだと思っていたら
落石どころか土砂崩れに遭遇。
樹が根ごと丸々一本横たわっていました
しかしゴールまであとわずか
ここまで来たら何としても琵琶湖を観て帰りたいところ。
土砂は固まっておらず踏み込むと若干沈みますが、以前に数人が乗り越えた跡もあり、慎重に進んで無事クリア
幸い土砂崩れはこの一ヶ所のみで、すぐに越えることができました。
谷側では走ってきた道を見下ろす事ができます。
肉眼だとうねった林道がはっきり観えます。
土砂崩れポイントから100m程で峠に到着
琵琶湖も観えました。
少し霞んでいて観える範囲も狭いですが、海の無い岐阜県民にとってこういった景色は新鮮です。
様子見ライドでこのまま岐阜県側に引き返す予定でしたが、もう少し琵琶湖が大きく観えるポイントは無いかと滋賀県側の下りに突入。
土砂崩れは無いものの、岐阜県側より砂利や湧き水の流入が多く走りにくい路面でした。
結局峠以降はっきり琵琶湖を見渡せるポイントは確認できないまま林道の終点へ。
下り終えてすぐに自販機があったので糖分補給。
帰りは道なりに進んで国道365号線と合流。
そのまま進めば関ヶ原です。
県境まではダンプがガンガン走る上り坂をヒヤヒヤしながら登りきり、岐阜県に入ると溜め込んだ位置エネルギーを解放して一気に駆け下ります。
また走りに行きたくなるコースでした。
走行記録
走行距離 : 146km
平均速度 : 22.4km/h
最高速度 : 51.6km/h
国道157号線 温見峠 2017
開通確認ライドから5ヶ月が経ってしまいましたが寒くなる前に行ってきました。
岐阜の街中をすり抜け
岐大方面から県道79号を進みます。
木漏れ日の道
鬱蒼とした森
157号線に入ると信号の少ない快走路
道中見つけた立て看板
くそしるな
罰金云々の警告よりも伝わってくるものがあります。
もうすぐ薄墨桜
きつい坂を登り、薄墨の道の駅でおにまん再び
食べ応えあります。
本巣以降コンビニがまったくないので貴重な補給ポイントです。
ここをスルーすると峠で死にます。
最終回転場
ここに来るといよいよです。
緊張してきました。
通行注意
通行止めではない。
死ぬ看板も確認
開門‼︎
車の通行がそこそこあり、そこらの峠より綺麗なくらいの路面
しかし油断できません。
ガードレールはほとんど無く、トラロープが張ってあるのみ
落ちたら死にます
緑に呑まれるロックシェッド
切り立ってます。
突然巨大な人工物が現れたりします。
ダムですね。
ちょうど橋の補修工事をしており、まだ現役のようです。
磨耗した消波ブロックが時の流れを感じさせる
157号線名物
洗い越しに来ました。
洗い越しのある国道は日本で2箇所のみです。
途中、猫峠と接続
こちらは上大須ダムに続きます。
古くからの難路だったようで、いたる所に地蔵が祀られています。
ハエ帽子峠 ( 這法師峠 ) へ続くらしい脇道
どちらも不気味な字面ですが…
ダートなので様子見は断念
切り通しの先にカーブミラーと国道標識
熊の居そうな谷
標高が上がると洗い越しに水が流れだします。
標高が上がる程に勢いも増し
ここまでは上から流れこんでくる形ですが
*国道です。
後半は完全に平面交差となります。
小川からナチュラルに道路へ
勾配はあまり無いですが、似たような道が延々続き、精神的に辛くなります。
脚もパンパンになった頃にようやく到達。
周りが高い山に囲われている為、眺望はまったくよくありません。
白山への登山口にもなっている峠
お疲れ様。
落ちないように慎重に。
ゲートまで下るだけで1時間かかりました。
走行記録
走行距離 : 155km
平均速度 : 21.6km/h
最高速度 : 52.0km/h
繁茂
猫伸びる夏
草生い茂る夏
台風、豪雨、湿気に酷暑、忙殺の休日出勤となかなか自転車に乗るコンディションに恵まれない中さらに脚を引っ張ってくれていたのが伸び放題の庭の雑草達。
燦々と降り注ぐ日光と雨で植物にとっては最高のコンディションのようで、グングン成長に励んでいます。
綺麗に整えても2週間もすれば元どおり。
真夏日ライドは早朝から気温が上がり切る前に終わらせたいものですが、
蚊の活動時間が昼から始まる為、草抜きも朝のうちに済ませる必要があり
どちらも雨天では活動できず。
どちらを優先するか非常に悩ましいところでした。
この夏ついに購入した草刈機
その名も 刈る刈るボーイ (本当にそう書いてあった)
やはり道具ですね
嫁と半日かけていた作業が一人で1時間程で終了
1ヶ月ぶりの実走へ
平坦メインで行きたかったのでいつもの県道31号コースで関ヶ原へ
西からの風が強く、思うようなペースで進めず。
垂井からは21号線に乗り
到着
石田三成の陣 笹尾山
決戦地として馬防柵が再現され、陣跡には自動音声案内もあり合戦場を見渡しながら関ヶ原の戦いの概要を聴く事ができます。
笹尾山の横にある笹尾山交流館にも馬防柵があり、自転車と撮影可能です。
コーラを補給し、家康最後陣跡など各所を回り
レーパン姿で資料館に入る勇気もなく早々に退散。
帰りは下り基調と追い風で快走でした。
関ヶ原バイパスから県道216号へ移り、
中山道 赤坂方面へ
春日村から池田山を一周するコースをよく走るのですが、ここがその最終区間。
一周コースで程よく脚を使った最期に、 残った力を出し切るエクストリームコースがこの先にあります。
こくぞうさんです。
こくぞうさんは、大垣市赤坂町にある金生山の通称。
( きんしょうざん で通っているが正しくは かなぶやま である )古生物が推積した地層が隆起して形作られた山で、数多くの化石が発掘される事から日本の古生物学発祥の地と呼ばれる。
また、陸貝(マイマイ類)の固有種やヒメボタルなど貴重な生物の生息地でもある。
しかし山全体が国内有数の石灰岩の産出地であり、その掘削作業により山体は変容。生物の生息環境は失われつつある。
頂上の明星輪寺への参道は20%を超える激坂が続く。
約1ヶ月ぶりの実走、本格的なヒルクライムに至っては2ヶ月以上やっていない状態だったのでやめておこうかとも思いましたが、これだけなまっているとどれくらい能力が衰えているか不安で確かめずにはいられなくなり、激坂登坂敢行。
スタートからのえげつない勾配
駐車場を超えたところからが一番きついですね。
左手の景色は荒涼とした掘削現場
右手には広大な濃尾平野
二つの対象的な空間を裂くように一本の激坂道が宙に浮くようにうねります。
突き当たりを右折した最後の激坂。
ゴールが見えているので一息で無理矢理登りきり、なんとかゴール
ひとまず安心でした。
再び中山道に戻ると激坂での高強度の後なので平坦では脚がぶん回り、超気持ちよく帰宅。
走行記録
走行距離 : 104km
平均速度 : 22.6km/h
最高速度 : 51.0km/h
廃鉱山の天然クーラー
仕事が繁忙期に入り自転車に乗れない日々が続くなか、7月はツールドフランスが開幕
我が家では毎年7月だけスカパー契約して観戦しています。
居間に布団を敷いて、ゴール後は表彰式を観ながら眠りに就くスタイル。
アクシデントの連続で有力選手が次々と消える混沌としたポイント賞争い
最後まで大接戦の総合勢
20ステージTTでは表彰台を守る為に汗や涎を垂れ流しながら必死で走り抜いたバルデに感動し
サンウェブの活躍に胸踊り
スカイの優秀なアシスト達の活躍の数々に痺れ
今年も語り出したらきりが無い大会でした。
ツールで高まった熱が冷めないうちに久々の実走へ
しかし連日の猛暑
ヒルクライムは避けたいところ
避暑ライドに円原へ向かいます。
鏡島大橋を渡り、岐阜大学方面へ
県道91号を走り伊自良湖を目指す道
しかし暑い
給水を小まめに入れます
ファンタキウィ 110円で美味しかったです。
山形市に入ると気温がグッと下がるのを感じます。
平井坂を通り、谷合へ
県道200号へ切り替わる信号の前で自販機休憩
ここはお菓子も売ってます
以前スニッカーズを買ったらジュースと同じようによく冷えていて美味しそうだとかじりついたらチョコもキャラメルもカッチカチで歯が砕けるかと思いました。
今回新たに果汁グミが仲間入りしており迷わず購入
こちらは冷えているとより美味しいですね。
県道200号に入ると通り雨が降ったのか路面が濡れて湿度もかなり高くなっていました。
魚道を見つけたので撮影ついでにアレを試すことに。
なるほど
丸い枠が出来るのが気になりますがLINEのプロフィールなどの丸い枠にはうまくハマりそうです
県道を直進し、北山交流センターを超えたあたりで看板に従い円原へ
雨と湿気と日差しで幻想的な景色が広がっでいました。
霞んでいない時はこんな感じでまた美しいです。
円原は冷たく澄んだ水から天然クーラーの里と呼ばれていますが
今日の目標はこの反対側にある真の天然クーラーです。
宝谷鉱山跡
鉱物積み込み場の遺構が沿道に残っている為わかりやすいです。
無謀なアタックが繰り返された為か、立派な観光用空中通路まで作られていますが、この季節はこの有様
まさか藪漕ぎする事になるとは
積み込み場の屋根の上
ここに鉱物が流され、トラックへと積みこまれていたようです。
山から遺構が顔を覗かせます
通路を抜けると開けた場所に出ました。
すると足元に強烈な冷気が
上半身と下半身で温度差が10℃以上はあります。
冷気の元を辿って行くと
ありました
坑道の入り口跡
今は完全に封鎖されてるいますがパイプが通され坑内の冷気を放出し続けています。
風量も中々のもの。
完全にクーラーです。
しばしこの前でクールダウン
ボトルを持ってきてパイプに突っ込めばすぐにキンキンに冷えると思われますが下に忘れて来てしまいました。
この上にも何やら有りそうな雰囲気でしたがクリートカバー付きのシューズ着用だったので断念して帰路につきました。
夏以外なら雑草も落ちついていますが夏で無ければ天然クーラーの恩恵に預かれない悩ましいスポットです。
帰りも暑さと湿気となまった脚でなかなか気持ち良く走れず
夏はやはり早朝ライドですね。
走行記録
走行距離 : 84km
平均速度 : 24.5km/h
最高速度 : 43.8km/h
激ふじあざみライン坂
我が家の遠征はいつも唐突に始まる。
たとえ片道5時間のロングドライブであっても。
6月2日金曜日
21:30
外食中、なんとなく富士山へ行く事になる。
22:00
帰宅して車に自転車、着替え等の荷物を積み込み、準備を整える。
23:00
出発
目的地はふじあざみライン
平均勾配10%、最大勾配20%が延々続く激坂である。
なぜスバルラインではなく地獄のデスロードを選んだかと行うとTOJや小野田くんを追体験したいと言う嫁達っての希望であり、決して無理やり付き合わせた訳ではありません。
とはいえ距離は11.8km。
去年の嫁は乗鞍スカイライン・エコーライン両方を登りきったので、激坂区間で足付きはあろうとも2時間もあれば終わるだろうと思っていました。
各務原ICから高速に乗り、夜のサービスエリアを満喫しつつ新東名を登り御殿場へ。
3:45
道の駅すばしりに到着。
空が青暗くなってきた頃で、富士山がはっきり確認できました。
ひとまず仮眠。
自転車二台をバラさず載せているため座席を倒せず寝苦しく、ほとんど寝られず。
コンビニで朝食を摂り、
8:10
ヒルクライムスタート
まずは豪快なストレート。
勾配も10%程ありますが、道の先に常に富士山が見え、自然と視線が上向きます。
雲一つない富士山日和でした。
しばらくストレートが続くと今度は連続カーブ。
カーブのインアウトで勾配が次々変化しますが、嫁もまだまだ元気。
ここまでは
馬返し区間に突入
馬返しは急勾配で道が険しく、牛馬での通行が困難となり折り返す地点を指す地名。
要するに激坂である。
その名に偽り無し。
緩まない激坂にここまで粘っていた嫁もついに足を着く。
しかしこれも予想通り。
休憩しながらでも激坂を越えていく。
ところがこの激坂、一向に途切れません。
延々20%級の勾配が続き、勾配が緩んだかと思えば数メートルでまた激坂。
下ってくる車はブレーキのかけすぎか、異臭を放っているものも…
乗鞍と違い、自家用車やバイクがガンガン通過していく為、蛇行もできず
一部危険な路面あり
グランドキャニオンあり
何度も押し歩きを繰り返し
11:45
3時間半かけてついに五合目須走口に到着。
富士山はこの時間には雲がかかってしまつていました。
登山口では特にする事もないので休憩してすぐに下山。
ダウンヒルも過酷な激坂。
指が痺れます。
麓が近づいてくると勾配も落ち着き、大きなカーブの連続を楽しめました。
道の駅到着
うなぎパイ購入
疲れの溜まった帰りは自転車の前後輪を外し、一台は後部座席に立てかけてシートベルトで固定、もう一台は廃チューブで座席裏に吊します。
これでリクライニングできるようになったので帰りは助手席を倒して仮眠交代しながら岐阜へと帰りました。
あざみライン、予想を越えて過酷なコースでした。
しかし登りごたえは抜群
次はまず、スバルラインで気持ちよく富士山を登り、あざみラインも嫁といつかまた…