激ふじあざみライン坂

 

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我が家の遠征はいつも唐突に始まる。

たとえ片道5時間のロングドライブであっても。

 

6月2日金曜日

21:30

外食中、なんとなく富士山へ行く事になる。

 

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22:00

帰宅して車に自転車、着替え等の荷物を積み込み、準備を整える。

 

23:00

出発

 

目的地はふじあざみライン

 平均勾配10%、最大勾配20%が延々続く激坂である。

 

なぜスバルラインではなく地獄のデスロードを選んだかと行うとTOJや小野田くんを追体験したいと言う嫁達っての希望であり、決して無理やり付き合わせた訳ではありません。

 

とはいえ距離は11.8km。

去年の嫁は乗鞍スカイライン・エコーライン両方を登りきったので、激坂区間で足付きはあろうとも2時間もあれば終わるだろうと思っていました。

 

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各務原ICから高速に乗り、夜のサービスエリアを満喫しつつ新東名を登り御殿場へ。

 

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3:45

道の駅すばしりに到着。

空が青暗くなってきた頃で、富士山がはっきり確認できました。

 

ひとまず仮眠。

自転車二台をバラさず載せているため座席を倒せず寝苦しく、ほとんど寝られず。

 

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コンビニで朝食を摂り、

8:10

ヒルクライムスタート

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まずは豪快なストレート。

勾配も10%程ありますが、道の先に常に富士山が見え、自然と視線が上向きます。

雲一つない富士山日和でした。

 

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しばらくストレートが続くと今度は連続カーブ。

 

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カーブのインアウトで勾配が次々変化しますが、嫁もまだまだ元気。

ここまでは

 

 

馬返し区間に突入

 

馬返しは急勾配で道が険しく、牛馬での通行が困難となり折り返す地点を指す地名。

要するに激坂である。

 

その名に偽り無し。

 

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緩まない激坂にここまで粘っていた嫁もついに足を着く。

 

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しかしこれも予想通り。

休憩しながらでも激坂を越えていく。

 

 

ところがこの激坂、一向に途切れません。

 

延々20%級の勾配が続き、勾配が緩んだかと思えば数メートルでまた激坂。

下ってくる車はブレーキのかけすぎか、異臭を放っているものも…

 

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乗鞍と違い、自家用車やバイクがガンガン通過していく為、蛇行もできず

 

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一部危険な路面あり

 

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グランドキャニオンあり

 

 

何度も押し歩きを繰り返し

  

 

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11:45

3時間半かけてついに五合目須走口に到着。

 

 

富士山はこの時間には雲がかかってしまつていました。

登山口では特にする事もないので休憩してすぐに下山。

 

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ダウンヒルも過酷な激坂。

 

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指が痺れます。

 

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麓が近づいてくると勾配も落ち着き、大きなカーブの連続を楽しめました。

 

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道の駅到着

うなぎパイ購入

 

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疲れの溜まった帰りは自転車の前後輪を外し、一台は後部座席に立てかけてシートベルトで固定、もう一台は廃チューブで座席裏に吊します。

 

これでリクライニングできるようになったので帰りは助手席を倒して仮眠交代しながら岐阜へと帰りました。

 

 

あざみライン、予想を越えて過酷なコースでした。

しかし登りごたえは抜群

次はまず、スバルラインで気持ちよく富士山を登り、あざみラインも嫁といつかまた…

 

 

 

 

 

 

TOJ いなべステージへ

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5月23日はツアーオブジャパンいなべステージ

 

メイン会場で解説を聴きながらゆっくり観戦したかったので4時起き5時出発の計画を立てるも、前日なかなか寝付けなかったので4時起きは断念し、開き直って録画されてた弱虫ペダルを観ながら嫁と普通に朝食を摂って7時半に出発。

 

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この時間はまだ涼しくて風もありません。

 

いなべステージの会場となる梅林公園は自宅から最短距離で向かうと二ノ瀬峠を越えなければならないのですが、汗だくで観戦は嫌なのでゆっくり登ろう、と二ノ瀬クライムスタート。

 

ゆっくり登ってもキツイところはキツイですね。

 

とにかく体力温存走行に徹するも、余力がある状態で後ろから抜かれてカウンターアビリティが発動。 追いかけてしまう。

 

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峠に到着する頃には汗だくになってました。

 

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下りをフロントジップ半開でなんとか汗を乾かし、麓の自販機でコーラを補給。

 

会場近くのスタッフに聞くと、もうメイン会場には入れないそうなので諦めて観戦ポイントをめぐることに。

 

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まず向かったのは丸山神社

鳥居をこえてコースの際へ。

 

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ここはいなべステージ山岳ポイント後の下り区間で、選手達が高速で通過して行きます。

 

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こんなに間近でプロ集団の走りを観られるチャンスはなかなかありません。

 

ここは日陰がまったく無いので選手達が通過し終えたら次のポイントへ

 

いなべステージで観ておきたいのが180°ヘアピンカーブポイント。

急勾配の下りを減速しながら180°ターンするので選手の姿をあらゆる角度からばっちり目に焼き付けられます。

 

しかし交通規制で思うように進めず、近くのスタッフにヘアピンカーブへの行き方を教えてもらう事に。

 

丁寧に対応して頂き、その通りに進む

 

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この道で大丈夫なのか…?

 

だんだん路面コンディションが悪くなってきました

 

しかし方角的には合ってるしスタッフさんを信じて進み続ける。

 

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ヒュー

 

右方向、なんだこの下りは…

写真では伝わり辛いですがかなり躊躇するレベルです。

これはTOJスタッフからの試練なのか

ここで戻るまいと踏み出します。

 

勾配を測る機器等は持っていませんが、坂への吸い込まれ方が完全にこくぞうさんとかのそれです。

 

こくぞうさんとは、岐阜県大垣市赤坂にある金生山の通称。

由来は山頂付近に虚空蔵菩薩を祀った明星輪寺がある事から。

参道の凄まじい超激坂で親しまれている。

 

嫌な汗をかきながら下ると今度は登り。

これまたなかなかの斜度です。

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なんとかクリアするとようやく知っている道にでました。

ここからは快走路なので気持ちよく走っていると

だんだんペダルが重くなり

 

パンクか…

 

装備のコンパクト化の為にCO2インフレーター式のポンプを購入後、初めてのチューブ交換となりました。

特に練習などしてなかったので1回目、カートリッジのねじ込みにもたついてガスが噴出。

慌ててねじ込み充填するも、かなりの量が抜けていたらしくタイヤがフニャフニャ

気を取り直して最後のカートリッジを素早く取り付け、今度は成功。

 

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手動であんなに苦労していたのがほんとに一瞬で感動しました。

 

再スタート

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少し迷って地図を頼りにまずは直角カーブコーナーを目指します。

 

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ここはゆるやかな坂の上

悪魔おじさんがいましたよ

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ちょうど着いたタイミングで選手が通過。

 

 

続いて目的のヘアピンカーブへ向かいますが、近道に失敗して畦道へ。

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しかも行き止まり

 

引き帰して 県道からまた坂を登り

 

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到着

わかり辛い道と坂で、見どころの割に人の少ない穴場でした。

 

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狭くて勾配のキツイ下り坂を集団が滑るように流れて行きます。

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サポートカーも大変ですね。

 

いよいよ次は最終周という事でテレビの設置された観戦ポイントに移動。

 

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テレビで実況を聴きながら最終周の選手を見送り。

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レースはNIPPOのカノーラ選手が登りのスプリントを制して2日連続ステージ優勝。

 

交通規制解除してからコースを走り、梅林公園を目指します。

 

道中、選手が捨てたボトルを発見し、喜び勇んで拾いに戻るも

 

寸前で思い留まる。

 

拾ってどうするんだ

 

梅林公園を越えたら山岳ポイントのある激坂区間、通称イナベルグへ

 

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ちょうど山岳ポイントを越えた所で撤収する白バイとMAVICカーMAVICバイク各2台に追い抜かれました。

ここから下りなので迷わずブリッジ

 

白バイ・MAVICカーMAVICバイク自分 というで数百メートル選手気分で走行する事ができました。

 

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分岐で車列と別れて二ノ瀬方面へ

 

裏二ノ瀬を登り、行きと同じルートで帰路につきました。

 

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走行記録

走行距離 : 128.7km

平均速度 : 23.0km/h

最高速度 : 51.2km/h

 

 

翌日以降のステージは家でフレッシュ配信をのんびりと。

 

美濃ステージ

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仕事で行けませんでしたが

 

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 生で観たかった…

 

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二人の逃げは熱かったです。

初山選手の山岳賞に期待してます。

 

 

 

 

 

 

定光寺➡︎深沢峡ライド

 

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5月16日

夜勤明けでガッツリヒルクライムする気分にもならず、なんとなく家を出る。

 とりあえず木曽川の堤防を走り犬山城へ。

 

犬山からのコースで真っ先に浮かんだのが土岐川を走るコース。

 高蔵寺の団地を抜け、

定光寺方面へ

 

このあたりは狭い谷あいに川、道路、用水路、鉄道、それに溶け込む様に建物が並ぶ一本道の町

 

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用水路には金網の柵が延々と続き、閉鎖的な雰囲気を醸し出しています

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懐かしい気分になる看板

 

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鉄道の下をくぐる東海自然遊歩道がなんだか不気味です。

 

それを過ぎるとすぐに姿を現わす千歳楼。

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千歳楼は玉野川渓谷にそびえる巨大廃旅館

渓谷沿いにへばりつく秘境駅JR定光寺駅の目の前に位置し、景勝地として観光に利用されていたが徐々に観光需要が下火になっていった。

その後も地元民の婚礼等に利用され経営を続けるも2003年に経営者が失踪。そのまま廃業となる。

廃業後は廃墟と化し、例によって心霊スポットと呼ばれ不良の溜まり場に。

荒らされ放題の末に放火され、今も解体されないまま痛々しい姿を残している。

数年前には建物内部で白骨遺体が発見された。

 

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窓はほぼ割れ、中は吹きさらし状態。

火災の高熱によって非常階段の鉄柵はグニャグニャに

 

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千歳楼横の橋から見るとなかなかの規模である事がわかります。

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 橋を渡ると信号があり、交差する道を左に進むと多治見、右は瀬戸市へと続き

信号を直進するといきなり坂が始まります。

”坂のスタート感”がいいですね。

 

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坂を登り始めてカーブを曲がるとすぐに勾配が跳ね上がり、標識で15%!

路面には激坂の証、丸いアレ!

 

曲がりくねった激坂を超えるとすぐに定光寺に到着。

入り口向かいにあるのが定光寺公園。

 

第三駐車場バス停のすぐ上にあるのが

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ダンジョンで近づくと自動でビーム攻撃してくる感じの奴

怖くて正面に立てない

 

続いて第二駐車場へ行くと大量の

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ヘルメットを被った兵士の骸骨の上に乗った青年

 

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地球

 

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岩を転がす兄弟

などなど

コンクリート像でしょうか

謎スポットです。

 

千歳楼に定光寺公園、土岐川沿いには愛岐トンネル群、有名廃墟の古虎渓ハウスと、このエリアはなかなかアツいです。

 

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自販機でコーヒーブレイクしてから激坂を下ってとりあえず多治見方面へ

 

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車通りはそこそこですが 道は綺麗で川を眺めながら走れるので好きな道です。

 

古虎渓駅を超え

 多治見に到着し、国道248号へ合流。

 青看板を見るとそのまま美濃加茂へ続く道らしいので、八百津方面へ進んで丸山ダムの様子を見に行く事に。

 

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  危険な国道から県道83号に移り

ひたすらひたすら北上。

 

やおつトンネルを超えると八百津町に到着。

いつもはそのまま傘置山へ登りに行くのですが、今日は381号線で深沢峡方面へ

 

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木曽川を超えるとほんとの二股トンネルがあります。

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いい感じの道を進み

 

丸山ダム到着

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新丸山ダムの工事が着々と進んでおり

トラックがひっきりなしに行きかっています

 

帰りの道がめんどくさくなってきましたが帰ります。

木曽川沿いを行きましょう。

 

八百津からすぐの兼山地区

ここは森蘭丸の出生地です。

森蘭丸は、幼少より織田信長に仕えた近習の武将。

”鬼武蔵” こと森長可を兄に持つ。

頭脳明晰で気が利き、事務官僚として重用されたという美少年(諸説あり)

本能寺の変では信長を守って最後まで戦い、二人の弟 坊丸、力丸と共に討ち取られる。 

享年18歳

 

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兼山には森一族を弔う可成寺があり、

本堂の裏に回ると蘭丸の墓もあります。

 

山と川に挟まれた小さな集落ですが、入り口には蘭丸出生地をアピールする門と蘭丸の像が立てられています。

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可児市を抜けて犬山へ

 

リトルワールド、犬山城を通過し再び木曽川堤防を走って帰りました。

 

 

走行記録

走行距離:134.3km

平均速度:23.4km/h

最高速度: 58.7km/h

 

京都で有頂天家族 聖地巡礼ライド

 

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5月4日、G.Wと休みが被るも庭がとんでもない事になっていたので雑草と制御不能になった草花を半日かけて撤去。

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除去した草山はたたり神状態で手に負えないのでビニールシートの上で天日干ししてかさが減るのを期待します。

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疲れ果てて21時前には就寝。

 

翌、こどもの日は京都へ森見登美彦作品の聖地巡礼ライドへ行ってきました。

 

四畳半神話大系で森見作品にハマり、今年は有頂天家族夜は短し歩けよ乙女で嫁も盛り上がっていた事もあり、舞台となった京都の街を自転車で散策する事に

 

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前日の内に自転車、荷物を車に積み込み

朝4時起きで5時半頃に出発。

連休中日ですがこの時間は21号線も車はまばらです。

21号線から8号線に移り琵琶湖大橋を越えて大津へ

山を越えるとあっと言う間に京都市

 

清水寺近くの1日最大料金1200円の駐車場に車を停めて自転車を降ろして出発

 

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ルートは嫁に任せてあるので今日は付いて行くだけの楽々ライド

 

まずは六道珍皇寺

冥界へと通じる井戸があるというオカルティックなスポットです。

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有頂天家族では主人公の兄、矢二郎がカエルに化けてその井戸の中に引きこもっている。

有頂天家族は京都 下鴨神社の糺ノ森に暮らす、化け狸のかつての名門・下鴨家の四兄弟が一族の誇りを取り戻すために奔走するお話です。

 

自転車にこやか整理軍対策に鍵を三つ使ってしっかり施錠。

 

寺の入り口に行くと有頂天家族のポスターが。

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なんと京巡りスタンプラリーなるイベントを開催中とのこと。

これはナイスタイミング

京都の各所を回りスタンプを集めるとプレゼントが貰えるそうで、自転車観光には持ってこいではないですか。

 

予定変更して聖地スタンプラリーライドへ

 

六道珍皇寺

寺の中には地獄絵図が展示され、庭には冥界への入り口の井戸がありました。

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近くでの撮影は禁止されていますが深い井戸の奥底まで覗くことができます。

 

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出口で矢二郎のスタンプを押して次へ

 

このスタンプラリーは、5ヶ所のスタンプを押して出町柳駅へ行くと有頂天家族のクリアファイル

南禅寺鞍馬駅の2ヶ所のスタンプで缶バッジが貰えるそうで、

効率よく特典を手に入れるため

六道珍皇寺➡︎南禅寺➡︎下鴨神社➡︎鞍馬駅(缶バッジ貰う)➡︎出町柳駅(クリアファイル貰う)

のルートで行く事に

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というわけで清水寺近くの人、車、バスで混雑した道をくぐり抜け南禅寺

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ここでは琵琶湖疎水の水路閣が観られました。

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工事中で水の流れは観る事が出来ませんでしたが、見ごたえ抜群です。

 

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矢一郎のスタンプを押して次は下鴨神社

 

ここで嫁、痛恨のコースミス。

なんと真逆の大津方向へひたすら進んでいました。

かなりのロスとなったのですが、このコースミスのおかげで蹴上を通った為、蹴上インクラインに立ち寄る事ができました。

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蹴上インクライン四畳半神話大系の自転車サークル回での重要な場面。

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一旦南禅寺まで戻り、東大路通りを北へ。

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鴨川デルタを横目に糺ノ森に駐輪

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下鴨神社神社に到着

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ここは森見作品に数多く登場するまさに聖地です。 

 

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早朝歩いたら神秘的な雰囲気にひたれそう。

 

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 少し奥まった所で矢三郎スタンプを押して

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次は鞍馬駅まで登りです

ここは地元ライダーらしき人たちとたくさんすれ違いました

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叡山電車と共に緩やかな坂を進み

 

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巨大天狗がお出迎え

 

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叡山電車仕様のモニュメントに矢四郎ぬいぐるみを発見。

 

 

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照明がいい感じです

 

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スタンプを押し、南禅寺鞍馬駅のスタンプで缶バッジが貰えるはず

 

でしたが…

なんと好評につき缶バッジの配布は終了したとの事

 

ここまできて…

かなり萎えましたがここは切り替えてクリアファイルだけでもゲットして帰りたい所

 

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矢四郎スタンプを押して、

 

駅前の移動販売でフランスパンフレンチトーストを頂きました。

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サクサクモチモチ

 

缶バッジを貰ってリュックに付けて走る予定だったので、代わりの物を探して土産屋で見つけた厄除け天狗面

1000円

 

勢いで買って冷静になってから自分の愚かしさに悶絶必至の商品ですが、天狗面を装備して鞍馬山を疾走してみたかったので勢いで購入。

 

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 さすがに顔には付けて走れないのでヘルメットホルダーに装着

 

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鞍馬山を疾走

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あっと言う間に下山すると河原町通りを駆け抜けて

最後のポイント 出町柳駅に到着

駅構内にスタンプがあるので自転車を見張り、嫁に押印とクリアファイル受け取りをお願いし

 

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無事、獲得!

 

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嫁もご満悦でした。

 

この後は京都大学前に行き、四畳半神話大系のシンボル  時計台を撮影 

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祇園と夜は短しの舞台となった先斗町に寄る予定でしたがあまりの人の多さにスルーして帰路につきました。

 

自転車で聖地巡礼作品のコラボスタンプラリー

期待以上に楽しめました。

缶バッジを獲得できなかったのが心残りですが、

作品の軌跡を辿る聖地巡礼ライド、満足度高いです。

 

そしてこの後の帰り道でG.Wの渋滞地獄に巻き込まれるのでした。

 

初平田クリテと桜満開の二ノ瀬

 

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4月16日

何度も参戦しようと思いつつもエントリー開始日忘れや定員オーバー、当日の雨、身体の不調によりなかなか参加できなかった平田クリテ。

今回はエントリー開始時間にスタンバイするも、狙っていたC5クラスはすぐに満員。

素早くC4に滑り込み、なんとかエントリー完了しました。

 

当日朝は朝6時に余裕を持って出発するも針金を踏んでパンク

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修理して会場入りし、受付を済ませてからクレール平田のトイレで最後の軽量化を実施。

 

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車で来た嫁と合流してフロアポンプで気圧調整し、試走を4周。

平坦だけのコースのレースは初めてだったので緊張してました。

 

本番はと言うと、コーナーごとのインターバルに徐々に付いて行けなくなり、集団の尻を見ながらのゴール。

 

ヒルクライムは自分との闘いですが平坦レースはテクニックと空気を読む力が必要ですね。

良い経験ができました。

 

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しばらく観戦した後は嫁も自転車を下ろして今年初の二ノ瀬へ向かいます。

 

日差しはありましたが風が冷たく心地良い陽気でした。

 

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スタート前の信号待ちをしている間に何人も下ってきます。

 

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嫁に付いてゆっくりスタート。

登っている最中も沢山の自転車乗りとすれ違います

平田クリテとセットで訪れる人が多いようですね。

 

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山頂公園は桜が満開でした。

 

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嫁も無事到着。

人、自転車、車、バイクとなかなかの賑わいでした。

 

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山肌にも点々と桜色が

 

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次来るときはタイムアタックしよう。

国道157号線 2017年開通状況確認ライド

 

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国道157号は、石川県金沢市から福井県大野市を経由して岐阜県岐阜市に至る一般国道

北陸経済圏と東海経済圏を最短距離で結ぶ路線でありながら福井・岐阜県境の温見峠越え区間は冬季閉鎖、合困難な狭路、複数の洗い越しと100番台国道とは思えない要素満載のいわゆる酷道である。

あまりに災害に弱く、相次ぐ土砂災害により2004年から2012年まで実に8年に渡って通行止めされ続けた。

冬季閉鎖区間入り口の名物看板

「危険  落ちたら死ぬ‼︎」(原文ママ)

で、広く知られる。

 

 

 

2年前に温見峠に挑戦した時は新たな土砂崩れが発生した後で

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 5月終盤にもかかわらず峠付近にはがっつり残雪があり

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自転車を押したり担いだりして歩き乗り越え

熊の物と思われる糞とも遭遇し

洗い越し通過と合わせて濃密な冒険をさせて頂きました。

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今回は久々にアタックする前に

そもそも今年開通するのかも怪しい道なので花見も兼ねてゲートの状況を見に行く事に。

 

 

岐阜駅から157号線を軸に進みます。

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岐阜市エリアは見事に桜が開花していました。

 

 

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本巣エリアはもう少しというところ。

 

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住友大阪セメント工場

 

 

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157号線は根尾川樽見鉄道とを互いに縫うように進んでいきます

 

 

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快走路を飛ばして金原ダムに寄り道

 

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折り返し付きの魚道が備えられた小規模ダムです。

見応えあります。

魚道とは、魚の遡行が妨げられる箇所で、遡行を助けるために川に設ける工作物である。

 

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ダムに行く手を阻まれた魚がこの階段部分を跳ね上がって行くわけですね。

 

ダムを過ぎるとすぐに断層博物館があり、それを超えると薄墨桜。

この辺りからアップダウンが激しくなり脚を削られます。

 

温見峠方面を見ると山は真っ白

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幾つもの坂を越え、ゲートへ到着

 

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開通はまだだと思っていましたが案の定封鎖されており、警備員さんも立っていました。

 

しかし聞くと4月12日に開通との事。

意外と早いですね。

 

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あの看板も健在

 

写真だけ撮らせてもらい退散します。

 

 連続アップダウンに疲れが溜まっていたのでうすずみ温泉の道の駅で補給休憩

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イクラックがありました

 

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期間限定の桜おにまん

塩漬けの桜が乗っていて食べごたえもあり。

 

薄墨桜まで折り返して帰りは418号線を進みます。

 

尾並坂峠を越え

山並みの集落を進みます

 

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国道沿いにこんな看板が残っているのどかな風景

 

 

 

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ミキさん

 

 

 

 

 

最後は脚が残っていたので今年初めてのはじかみ林道へ

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序盤がキツい…

 

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下りの中腹で綺麗な桜が見られました。 

 

麓で看板娘と撮影

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はじかみ林道の看板娘とは、疲れた登山者の心を癒す一服の清涼剤である。

 

高富街道を下り無事帰宅。

 

 

とりあえず今年も温見峠へは行けるようですが、あの冠雪した山の状況を見るに、ゲートが解放されても標高が上がれば相当過酷な環境が予測されます。

 

 

 

 

 

 走行記録

走行距離 : 115.5km

平均速度 : 24.1km/h

最高速度 : 53.4km/h

 

 

 

 

 

 

 

 

【珍スポ】大谷スカイラインの巨像

 

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大谷スカイラインとは、岐阜県道266号深坂大野線

大野町と揖斐川町谷汲を繋ぐ区間である。

 

ようやく半袖ジャージで走り回れる春到来

昼からの気温は20度まで上がり、雲ひとつ無い快晴

絶好の桜開花日和となりました

 

午前中に仕事が入った為、午後からの出発。

 

岐阜駅から157号線を辿り本巣方面へ。

 この時間帯は車通りも少ない為、街中を気持ち良く走れます。

 

ほたる公園を越え、大野町運動公園の手前を北へ

 

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 大谷スカイラインの入り口は金網の道

 

序盤はグッと登リますが、中盤以降は快適な斜度でスイスイ進むと

 

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視線を、感じるんですよ

 

 

 

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峠へ続く坂道に ポツポツと

 

 

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生えている木をそのまま彫り出して造られた彫刻が

 

 

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 怖えぇ…

 

 

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・・・・。

 

 

 

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どうやら不法投棄の多い地域らしく、おそらく

山を汚すと祟るぞ

的なアレですね

 

 

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レア標識も見られます

 

 

彫刻だけでも個性抜群ですが

本丸はこの先にあり

 

 

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大谷スカイライン野村山展望台

 

 

の背後に

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巨大・聖徳太子

 

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左側の像の台座に立てかけてある自転車との対比でその巨大さが解ると思います。

 

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太子、両腕がありません

 

 

両サイドには

 

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親鸞

 

 

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 日蓮

 

 

意味不明な組み合わせですね

 

 

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太子の顔は皆が知ってるあの肖像画とはずいぶん雰囲気が違い威厳があります。

 

と言うか似ても似つかないし銘板も無いのになぜ聖徳太子だって言い切れるのかと言うと

 

GoogleMAPをご覧下さい

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ズームしていくと

 

 

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珍スポ臭ムンムンですね 

素敵です。

 

 

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巨像の目の前の展望台は桜の名所としても有名で、濃尾平野を見渡せる景色とセットで楽しめますのでデートやお花見にもオススメですよ。

 

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満開はまだ先のようです

 

 

大野町の公式HPにも観光名所として紹介されていますが 

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展望台より存在感抜群の彼らには一切ふれられていません。

 

 

 

走行記録

走行距離 : 63.4km

平均速度 : 24.0km/h

最高速度 : 48.6km/h