定光寺➡︎深沢峡ライド

 

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5月16日

夜勤明けでガッツリヒルクライムする気分にもならず、なんとなく家を出る。

 とりあえず木曽川の堤防を走り犬山城へ。

 

犬山からのコースで真っ先に浮かんだのが土岐川を走るコース。

 高蔵寺の団地を抜け、

定光寺方面へ

 

このあたりは狭い谷あいに川、道路、用水路、鉄道、それに溶け込む様に建物が並ぶ一本道の町

 

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用水路には金網の柵が延々と続き、閉鎖的な雰囲気を醸し出しています

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懐かしい気分になる看板

 

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鉄道の下をくぐる東海自然遊歩道がなんだか不気味です。

 

それを過ぎるとすぐに姿を現わす千歳楼。

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千歳楼は玉野川渓谷にそびえる巨大廃旅館

渓谷沿いにへばりつく秘境駅JR定光寺駅の目の前に位置し、景勝地として観光に利用されていたが徐々に観光需要が下火になっていった。

その後も地元民の婚礼等に利用され経営を続けるも2003年に経営者が失踪。そのまま廃業となる。

廃業後は廃墟と化し、例によって心霊スポットと呼ばれ不良の溜まり場に。

荒らされ放題の末に放火され、今も解体されないまま痛々しい姿を残している。

数年前には建物内部で白骨遺体が発見された。

 

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窓はほぼ割れ、中は吹きさらし状態。

火災の高熱によって非常階段の鉄柵はグニャグニャに

 

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千歳楼横の橋から見るとなかなかの規模である事がわかります。

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 橋を渡ると信号があり、交差する道を左に進むと多治見、右は瀬戸市へと続き

信号を直進するといきなり坂が始まります。

”坂のスタート感”がいいですね。

 

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坂を登り始めてカーブを曲がるとすぐに勾配が跳ね上がり、標識で15%!

路面には激坂の証、丸いアレ!

 

曲がりくねった激坂を超えるとすぐに定光寺に到着。

入り口向かいにあるのが定光寺公園。

 

第三駐車場バス停のすぐ上にあるのが

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ダンジョンで近づくと自動でビーム攻撃してくる感じの奴

怖くて正面に立てない

 

続いて第二駐車場へ行くと大量の

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ヘルメットを被った兵士の骸骨の上に乗った青年

 

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地球

 

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岩を転がす兄弟

などなど

コンクリート像でしょうか

謎スポットです。

 

千歳楼に定光寺公園、土岐川沿いには愛岐トンネル群、有名廃墟の古虎渓ハウスと、このエリアはなかなかアツいです。

 

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自販機でコーヒーブレイクしてから激坂を下ってとりあえず多治見方面へ

 

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車通りはそこそこですが 道は綺麗で川を眺めながら走れるので好きな道です。

 

古虎渓駅を超え

 多治見に到着し、国道248号へ合流。

 青看板を見るとそのまま美濃加茂へ続く道らしいので、八百津方面へ進んで丸山ダムの様子を見に行く事に。

 

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  危険な国道から県道83号に移り

ひたすらひたすら北上。

 

やおつトンネルを超えると八百津町に到着。

いつもはそのまま傘置山へ登りに行くのですが、今日は381号線で深沢峡方面へ

 

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木曽川を超えるとほんとの二股トンネルがあります。

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いい感じの道を進み

 

丸山ダム到着

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新丸山ダムの工事が着々と進んでおり

トラックがひっきりなしに行きかっています

 

帰りの道がめんどくさくなってきましたが帰ります。

木曽川沿いを行きましょう。

 

八百津からすぐの兼山地区

ここは森蘭丸の出生地です。

森蘭丸は、幼少より織田信長に仕えた近習の武将。

”鬼武蔵” こと森長可を兄に持つ。

頭脳明晰で気が利き、事務官僚として重用されたという美少年(諸説あり)

本能寺の変では信長を守って最後まで戦い、二人の弟 坊丸、力丸と共に討ち取られる。 

享年18歳

 

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兼山には森一族を弔う可成寺があり、

本堂の裏に回ると蘭丸の墓もあります。

 

山と川に挟まれた小さな集落ですが、入り口には蘭丸出生地をアピールする門と蘭丸の像が立てられています。

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可児市を抜けて犬山へ

 

リトルワールド、犬山城を通過し再び木曽川堤防を走って帰りました。

 

 

走行記録

走行距離:134.3km

平均速度:23.4km/h

最高速度: 58.7km/h

 

京都で有頂天家族 聖地巡礼ライド

 

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5月4日、G.Wと休みが被るも庭がとんでもない事になっていたので雑草と制御不能になった草花を半日かけて撤去。

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除去した草山はたたり神状態で手に負えないのでビニールシートの上で天日干ししてかさが減るのを期待します。

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疲れ果てて21時前には就寝。

 

翌、こどもの日は京都へ森見登美彦作品の聖地巡礼ライドへ行ってきました。

 

四畳半神話大系で森見作品にハマり、今年は有頂天家族夜は短し歩けよ乙女で嫁も盛り上がっていた事もあり、舞台となった京都の街を自転車で散策する事に

 

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前日の内に自転車、荷物を車に積み込み

朝4時起きで5時半頃に出発。

連休中日ですがこの時間は21号線も車はまばらです。

21号線から8号線に移り琵琶湖大橋を越えて大津へ

山を越えるとあっと言う間に京都市

 

清水寺近くの1日最大料金1200円の駐車場に車を停めて自転車を降ろして出発

 

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ルートは嫁に任せてあるので今日は付いて行くだけの楽々ライド

 

まずは六道珍皇寺

冥界へと通じる井戸があるというオカルティックなスポットです。

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有頂天家族では主人公の兄、矢二郎がカエルに化けてその井戸の中に引きこもっている。

有頂天家族は京都 下鴨神社の糺ノ森に暮らす、化け狸のかつての名門・下鴨家の四兄弟が一族の誇りを取り戻すために奔走するお話です。

 

自転車にこやか整理軍対策に鍵を三つ使ってしっかり施錠。

 

寺の入り口に行くと有頂天家族のポスターが。

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なんと京巡りスタンプラリーなるイベントを開催中とのこと。

これはナイスタイミング

京都の各所を回りスタンプを集めるとプレゼントが貰えるそうで、自転車観光には持ってこいではないですか。

 

予定変更して聖地スタンプラリーライドへ

 

六道珍皇寺

寺の中には地獄絵図が展示され、庭には冥界への入り口の井戸がありました。

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近くでの撮影は禁止されていますが深い井戸の奥底まで覗くことができます。

 

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出口で矢二郎のスタンプを押して次へ

 

このスタンプラリーは、5ヶ所のスタンプを押して出町柳駅へ行くと有頂天家族のクリアファイル

南禅寺鞍馬駅の2ヶ所のスタンプで缶バッジが貰えるそうで、

効率よく特典を手に入れるため

六道珍皇寺➡︎南禅寺➡︎下鴨神社➡︎鞍馬駅(缶バッジ貰う)➡︎出町柳駅(クリアファイル貰う)

のルートで行く事に

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というわけで清水寺近くの人、車、バスで混雑した道をくぐり抜け南禅寺

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ここでは琵琶湖疎水の水路閣が観られました。

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工事中で水の流れは観る事が出来ませんでしたが、見ごたえ抜群です。

 

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矢一郎のスタンプを押して次は下鴨神社

 

ここで嫁、痛恨のコースミス。

なんと真逆の大津方向へひたすら進んでいました。

かなりのロスとなったのですが、このコースミスのおかげで蹴上を通った為、蹴上インクラインに立ち寄る事ができました。

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蹴上インクライン四畳半神話大系の自転車サークル回での重要な場面。

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一旦南禅寺まで戻り、東大路通りを北へ。

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鴨川デルタを横目に糺ノ森に駐輪

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下鴨神社神社に到着

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ここは森見作品に数多く登場するまさに聖地です。 

 

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早朝歩いたら神秘的な雰囲気にひたれそう。

 

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 少し奥まった所で矢三郎スタンプを押して

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次は鞍馬駅まで登りです

ここは地元ライダーらしき人たちとたくさんすれ違いました

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叡山電車と共に緩やかな坂を進み

 

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巨大天狗がお出迎え

 

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叡山電車仕様のモニュメントに矢四郎ぬいぐるみを発見。

 

 

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照明がいい感じです

 

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スタンプを押し、南禅寺鞍馬駅のスタンプで缶バッジが貰えるはず

 

でしたが…

なんと好評につき缶バッジの配布は終了したとの事

 

ここまできて…

かなり萎えましたがここは切り替えてクリアファイルだけでもゲットして帰りたい所

 

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矢四郎スタンプを押して、

 

駅前の移動販売でフランスパンフレンチトーストを頂きました。

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サクサクモチモチ

 

缶バッジを貰ってリュックに付けて走る予定だったので、代わりの物を探して土産屋で見つけた厄除け天狗面

1000円

 

勢いで買って冷静になってから自分の愚かしさに悶絶必至の商品ですが、天狗面を装備して鞍馬山を疾走してみたかったので勢いで購入。

 

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 さすがに顔には付けて走れないのでヘルメットホルダーに装着

 

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鞍馬山を疾走

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あっと言う間に下山すると河原町通りを駆け抜けて

最後のポイント 出町柳駅に到着

駅構内にスタンプがあるので自転車を見張り、嫁に押印とクリアファイル受け取りをお願いし

 

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無事、獲得!

 

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嫁もご満悦でした。

 

この後は京都大学前に行き、四畳半神話大系のシンボル  時計台を撮影 

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祇園と夜は短しの舞台となった先斗町に寄る予定でしたがあまりの人の多さにスルーして帰路につきました。

 

自転車で聖地巡礼作品のコラボスタンプラリー

期待以上に楽しめました。

缶バッジを獲得できなかったのが心残りですが、

作品の軌跡を辿る聖地巡礼ライド、満足度高いです。

 

そしてこの後の帰り道でG.Wの渋滞地獄に巻き込まれるのでした。

 

初平田クリテと桜満開の二ノ瀬

 

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4月16日

何度も参戦しようと思いつつもエントリー開始日忘れや定員オーバー、当日の雨、身体の不調によりなかなか参加できなかった平田クリテ。

今回はエントリー開始時間にスタンバイするも、狙っていたC5クラスはすぐに満員。

素早くC4に滑り込み、なんとかエントリー完了しました。

 

当日朝は朝6時に余裕を持って出発するも針金を踏んでパンク

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修理して会場入りし、受付を済ませてからクレール平田のトイレで最後の軽量化を実施。

 

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車で来た嫁と合流してフロアポンプで気圧調整し、試走を4周。

平坦だけのコースのレースは初めてだったので緊張してました。

 

本番はと言うと、コーナーごとのインターバルに徐々に付いて行けなくなり、集団の尻を見ながらのゴール。

 

ヒルクライムは自分との闘いですが平坦レースはテクニックと空気を読む力が必要ですね。

良い経験ができました。

 

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しばらく観戦した後は嫁も自転車を下ろして今年初の二ノ瀬へ向かいます。

 

日差しはありましたが風が冷たく心地良い陽気でした。

 

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スタート前の信号待ちをしている間に何人も下ってきます。

 

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嫁に付いてゆっくりスタート。

登っている最中も沢山の自転車乗りとすれ違います

平田クリテとセットで訪れる人が多いようですね。

 

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山頂公園は桜が満開でした。

 

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嫁も無事到着。

人、自転車、車、バイクとなかなかの賑わいでした。

 

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山肌にも点々と桜色が

 

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次来るときはタイムアタックしよう。

国道157号線 2017年開通状況確認ライド

 

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国道157号は、石川県金沢市から福井県大野市を経由して岐阜県岐阜市に至る一般国道

北陸経済圏と東海経済圏を最短距離で結ぶ路線でありながら福井・岐阜県境の温見峠越え区間は冬季閉鎖、合困難な狭路、複数の洗い越しと100番台国道とは思えない要素満載のいわゆる酷道である。

あまりに災害に弱く、相次ぐ土砂災害により2004年から2012年まで実に8年に渡って通行止めされ続けた。

冬季閉鎖区間入り口の名物看板

「危険  落ちたら死ぬ‼︎」(原文ママ)

で、広く知られる。

 

 

 

2年前に温見峠に挑戦した時は新たな土砂崩れが発生した後で

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 5月終盤にもかかわらず峠付近にはがっつり残雪があり

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自転車を押したり担いだりして歩き乗り越え

熊の物と思われる糞とも遭遇し

洗い越し通過と合わせて濃密な冒険をさせて頂きました。

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今回は久々にアタックする前に

そもそも今年開通するのかも怪しい道なので花見も兼ねてゲートの状況を見に行く事に。

 

 

岐阜駅から157号線を軸に進みます。

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岐阜市エリアは見事に桜が開花していました。

 

 

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本巣エリアはもう少しというところ。

 

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住友大阪セメント工場

 

 

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157号線は根尾川樽見鉄道とを互いに縫うように進んでいきます

 

 

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快走路を飛ばして金原ダムに寄り道

 

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折り返し付きの魚道が備えられた小規模ダムです。

見応えあります。

魚道とは、魚の遡行が妨げられる箇所で、遡行を助けるために川に設ける工作物である。

 

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ダムに行く手を阻まれた魚がこの階段部分を跳ね上がって行くわけですね。

 

ダムを過ぎるとすぐに断層博物館があり、それを超えると薄墨桜。

この辺りからアップダウンが激しくなり脚を削られます。

 

温見峠方面を見ると山は真っ白

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幾つもの坂を越え、ゲートへ到着

 

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開通はまだだと思っていましたが案の定封鎖されており、警備員さんも立っていました。

 

しかし聞くと4月12日に開通との事。

意外と早いですね。

 

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あの看板も健在

 

写真だけ撮らせてもらい退散します。

 

 連続アップダウンに疲れが溜まっていたのでうすずみ温泉の道の駅で補給休憩

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イクラックがありました

 

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期間限定の桜おにまん

塩漬けの桜が乗っていて食べごたえもあり。

 

薄墨桜まで折り返して帰りは418号線を進みます。

 

尾並坂峠を越え

山並みの集落を進みます

 

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国道沿いにこんな看板が残っているのどかな風景

 

 

 

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ミキさん

 

 

 

 

 

最後は脚が残っていたので今年初めてのはじかみ林道へ

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序盤がキツい…

 

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下りの中腹で綺麗な桜が見られました。 

 

麓で看板娘と撮影

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はじかみ林道の看板娘とは、疲れた登山者の心を癒す一服の清涼剤である。

 

高富街道を下り無事帰宅。

 

 

とりあえず今年も温見峠へは行けるようですが、あの冠雪した山の状況を見るに、ゲートが解放されても標高が上がれば相当過酷な環境が予測されます。

 

 

 

 

 

 走行記録

走行距離 : 115.5km

平均速度 : 24.1km/h

最高速度 : 53.4km/h

 

 

 

 

 

 

 

 

【珍スポ】大谷スカイラインの巨像

 

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大谷スカイラインとは、岐阜県道266号深坂大野線

大野町と揖斐川町谷汲を繋ぐ区間である。

 

ようやく半袖ジャージで走り回れる春到来

昼からの気温は20度まで上がり、雲ひとつ無い快晴

絶好の桜開花日和となりました

 

午前中に仕事が入った為、午後からの出発。

 

岐阜駅から157号線を辿り本巣方面へ。

 この時間帯は車通りも少ない為、街中を気持ち良く走れます。

 

ほたる公園を越え、大野町運動公園の手前を北へ

 

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 大谷スカイラインの入り口は金網の道

 

序盤はグッと登リますが、中盤以降は快適な斜度でスイスイ進むと

 

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視線を、感じるんですよ

 

 

 

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峠へ続く坂道に ポツポツと

 

 

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生えている木をそのまま彫り出して造られた彫刻が

 

 

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 怖えぇ…

 

 

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・・・・。

 

 

 

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どうやら不法投棄の多い地域らしく、おそらく

山を汚すと祟るぞ

的なアレですね

 

 

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レア標識も見られます

 

 

彫刻だけでも個性抜群ですが

本丸はこの先にあり

 

 

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大谷スカイライン野村山展望台

 

 

の背後に

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巨大・聖徳太子

 

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左側の像の台座に立てかけてある自転車との対比でその巨大さが解ると思います。

 

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太子、両腕がありません

 

 

両サイドには

 

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親鸞

 

 

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 日蓮

 

 

意味不明な組み合わせですね

 

 

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太子の顔は皆が知ってるあの肖像画とはずいぶん雰囲気が違い威厳があります。

 

と言うか似ても似つかないし銘板も無いのになぜ聖徳太子だって言い切れるのかと言うと

 

GoogleMAPをご覧下さい

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ズームしていくと

 

 

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珍スポ臭ムンムンですね 

素敵です。

 

 

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巨像の目の前の展望台は桜の名所としても有名で、濃尾平野を見渡せる景色とセットで楽しめますのでデートやお花見にもオススメですよ。

 

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満開はまだ先のようです

 

 

大野町の公式HPにも観光名所として紹介されていますが 

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展望台より存在感抜群の彼らには一切ふれられていません。

 

 

 

走行記録

走行距離 : 63.4km

平均速度 : 24.0km/h

最高速度 : 48.6km/h

 

 

 

 

 

アルミ→カーボンバイクで嫁の走りはどう変わるか

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嫁の自転車購入遍歴

 

ロードバイクが欲しいけどとりあえずクロスバイクでいいかな。

 

クロスバイク購入

の半年後

 

やっぱりロードバイクがいいかな。

 

アルミロード購入

の2年後

 

カーボンロードってやっぱり良いの?

 

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クロスバイク ジャイアントのエスケープと

ロードバイク スペシャライズドのドルチェ 

 

 

自転車購入遍歴のテンプレを経て

2017年2月、ついに嫁の新車が納車されました。

輸出にかなり手間取ったらしく、なんと7ヶ月待ち。

 

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嫁が選んだのはビアンキのインテンソ

コンポは105

チェレステ1色

 

チェレステとは、天空を意味するイタリア語。緑に近い青色でビアンキの伝統的カラーリングとなっている。

この文章の文字色っぽい色である。

 

 

黒系3台、真っ白2台の割と地味目な我が家の自転車ラインナップに加わったインテンソ

 

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濃い

 

毎年カラーリングが微妙に違うらしいのですが、この年のカラーは全部こんな感じなんでしょうか

女性向けモデルだからかな

明るい色はなんだか軽そうに見えます

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視認性抜群で夜間走行も安心です。

 

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美しい…

 

 

 

さて多くの方のカーボンロードへ興味を抱く理由は、まず軽量化だと思います

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自転車を持ち上げて体重計に乗るザックリ計量の結果

 

スペシャライズド ドルチェ  10kg

 

 

10kg…

 

 

ビアンキ インテンソ  9kg

 

なるほど、なるほど。

 

ザックリ計測でぴったり1kgの軽量となりました。

 コンポはティアグラ→105となり、変速数は20から22へ

 

シェイクダウンは梅祭開催中のお隣三重県いなべ市の梅林公園への往復100kmコースに決定

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 県道157号線をひたすら西へ

揖斐大橋を渡りさらに西へ

ド平坦をひたすら西へ進み、関ヶ原手前で国道365号線を南下。

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緩いアップダウンを経て梅林公園までヒルクライム

というなかなかバランスの取れたコース

 

 

まずは平坦

この日は風が強く、障害物の少ない農道はかなり厳しい…

 

嫁は普段は人の後ろに付けば25km/hくらいは安定して出せるのですがこの日は風もあってかあまりスピードが乗りませんでした。

 

後半の登り

 

いつもは登りが苦手でキツめの坂に差し掛かると途端に蛇行を始めるレベルだったのですが、

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なかなかスムーズに登れてます

 

単純に軽くなった事に加えてフレーム、コンポのグレードアップにより

ペダリングがかなり滑らかに感じられるようです。

変速数の増加も効いているかもしれません 。

 

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いつもよりスムーズに坂をこなし、梅林公園に到着。

五分咲きでした

 

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着いて気づいたのですがツアーオブジャパンいなべステージのコースだったんですね

 

 

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キナンサイクルのサイクルスタンドを利用させていただきます。

 

自転車乗りは他にはおらず、サイクルスタンドの周りにいた人達が

あぁ、これそうゆう事なのね

と、しげしげ見ていました

 

 

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屋台で補給

 

時間も押していたので早々に退散しました。

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風と寒さであまり良いコンディションとは言えませんでしたが登りのレベルアップは目に見えるものでした。

 

最近は軽量アルミの進化も著しいので

カーボン車だから良い

というわけではありませんが

やはり軽さは登りのパフォーマンスに直結してきますね。

 

新車でモチベーションアップした嫁の成長に期待

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走行記録

走行距離 : 109.9km

平均速度 : 17.2km/h

最高速度 : 51.5km/h

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【酷道ライド】旧国道418号線

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国道418号とは福井県大野市を起点とし、長野県飯田市を終点とする一般国道である。

 

現在は立派な代替道路が整備され廃道となっている八百津から恵那へと抜ける”黒瀬街道”は路面が荒れ果てており、その荒廃ぶりから一部酷道マニアからは”キングオブ酷道と呼ばれ親しまれている。

日本三大酷道の一つとも…

 

国道として限りなく不名誉に近い称号を与えられ、有名心霊スポット”二股隧道”を有し、数多の物好きを楽しませてきたこの区間近い将来ダム湖に沈み、その役目を終えます。

 

消え行くこの道を自分の脚で見納めようとロードバイクで走ってきました。

 

自宅から2時間程で丸山ダムへ到着、ここから潮南の分岐点までヒルクライム

恵那方面との分岐を右に曲がり、今度は山を下っていきます。

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序盤はこんな感じ。美しいですね

 

さらに下って行くと廃道然とした路面が現れます。

舗装は剥がれ、砂利と落ち葉が散乱し放題のつづら折れの道、斜度は10%を軽く超えている…

しかもめちゃくちゃ長い

落車しなかったのが奇跡とも思える道に写真を撮る余裕などありませんでした。

何度も引き返そうと思いましたが登れる気がまったくしなかったので下るしかなかったんです。

一部区間では砂利に流されるまま滑り降りてました。

わざわざ潮南まで登ってから下って旧道入りしたのはこの坂を登れる訳がないからです

どう考えてもロードバイクで通行する道ではありません。

 

憔悴しきった頃に旧国道に辿り着きました。

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恵那側は巨大落石によって道を阻まれ、終着点の笠置ダムではフェンスによって通行阻止される為、写真右側の丸山ダム方面へ進みます。

 

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舗装などありません

 

ぬかるみ、落ち葉に無数の石f:id:mot3:20170228233047j:image

小さな洗い越しまで

洗い越しとは、川に橋を架けずに道路と川が平面交差している構造のことである。

こちらは自然にできたものですが…

 

 

 

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 さて酷道走行の不安点として荒れ果てた路面によるパンクがあります

ただでさえ砂利道の中で、なかなか鋭利な石が上を向いているので路面を良く読んで慎重に進んでいきます

どう考えてもロードバイクで走る道ではありません

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ボントレガーのタイヤ、R2は耐えられるのか

タイヤへの負担を減らす為、常に腰を浮かせて膝を軽く曲げ、人間サスペンションを駆使して進みます

 

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自然に還りつつある景色と共に愛車を撮影しながらふと岩壁を見ると

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なんでもない場所におはじきが一枚接着剤(?)で貼り付けられている

 

意味不明で気持ち悪…

 

 

 

 

路面の酷さと対照的に木々の隙間から見える深沢峡の緑

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まさにバスクリン

この景色を求めてやってくる人も多いでしょう

 

 

ところで418号線の国道標識は見つかりません

撤去されてしまったのか…残念。

 

ユニークな標識はありましたよ

 

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路肩弱し

 

何度も言いますが決してロードバイクで通行する道ではありません

 

 

 

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 いくつも橋を越え

 

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景色も開けてきました

 

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唐突に現れる二股トンネル

 

人柱云々の都市伝説で、岐阜の有名心霊スポットの一つ。

距離は然程ありませんが内部で湾曲している為、中は昼でも真っ暗闇を体験できます。

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あまりの暗闇ぶりに背後に嫌な気配を感じつつ無事通過。

 

このあたりからは舗装路面が復活し、視界も開けてきます。

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そして有名なこの青看板

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ここまで来ると一安心

路面は一般道並みになり、かかる橋も近代的に

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橋から覗くと

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緑一色

 

 

久々の快走路を飛ばして旅足橋へ

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彼方にゴールの丸山ダムが見えますね

 

名残惜しくもゴール

 

 

 

と、思っていました

 

 

 

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この写真

 

 

全面通行止め

 

 

この区間は年中工事看板が立っている為まったく気にしていませんでしたが

ほんとに全面工事中でした

 

仕方なく青看板まで戻り

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左の恵那方面へ進みます

初めての道ですが何処に抜けるのか…

 

いきなり坂になりますが6%程度の勾配で、淡々と登れます

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途中、棚田の廃墟と遭遇

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なかなか終わらない坂に焦りを感じ始めた頃

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民家を発見

 

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良い景色

 

結局道は潮南の少し手前にまで戻っていました。

 

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無事、現行国道に復帰

 

とんでもない悪路に耐えたボントレガータイヤに感謝しつつ長いダウンヒルを終え、帰路へつきました。

 

消え行く酷道ライド

冷や汗の連続でしたが良い思い出になりました

 

 

二度とやりませんが

 

 

走行記録

走行距離 : 140.7km

平均速度 : 22.3km/h

最高速度 : 51.5km/h